COCHAE(コチャエ)さんは、
”あそびのデザイン”をテーマに活躍中のユニット。
2003年に「折紙をもっとポップに!」をキーワードに、
グラフィック折紙を制作。現在は、パッケージや玩具、
風呂敷など幅広いデザイン活動を行っています。
このCOCHAE(コチャエ)さんのデザインが、
日本を代表する便利な道具”風呂敷”の柄になりました。
それが 福コチャエ シリーズ。
では、そのシリーズから「七福神と鯛」の柄をご紹介します。
「七福神」は、「宝船」に乗ってやってくると信じられています。
「宝船」のその名のとおり、お宝がいっぱい積み込まている船なのです。
「七福神」が「宝船」に乗っている様子を描いた絵や置物は、
まさしく縁起物として人々に親しまれてきました。
七福神の宝船が描かれたものを、お正月に枕の下に入れて
寝ると良い「初夢」を見ることが出来るそうです。
では、「七福神」とは、とんな神様なのでしょうか?
「七難即滅 七福即生」・・・七つの災難をのぞき、七つの福を生む
七神と言われて、福神として信仰を集めてきました。
実は、すべてが日本の神様ではないのです。
インドや中国からいたした方もいらっしゃるのです。
簡単にメンバーをご紹介します。
「恵比寿」様・・こちらは日本。お姿は、風折帽子に狩衣、脇に鯛を抱え釣り竿を持っています
「寿老人」様・・ 中国。長いひげが特徴で、巻物をくくりつけた杖を持っています
「大黒天」様・・インド。お姿は、頭に頭巾、左に袋、右に打ち出の小槌、大きな耳をお持ちです
「毘沙門天」様・ インド。お姿は、甲冑に身を包んだ戦いの神様
「弁財天」様・・ インド。七福神の中で紅一点の女神様
「福禄寿」様・・ 中国。お姿は、頭がとても長く、髭をたくわえたご老人です
「布袋尊」様・・ 中国。巨大な太鼓腹で肥った半裸のお姿。
最後に この風呂敷に描かれている、縁起柄「鯛」についてご紹介します。
”太鼓判”を押す と言いますが、これは”太鼓(たいこ)
のような大きい判を押す!=確実である”という意味があります。
また、おめでたい、のたいは”鯛”と同じよみです。
日本人は、すべての人が、神社や寺に出向けなかった時代には、
ご利益を求めるため、七福神や縁起物などを祈りを込めて描いてきました。
それが、縁起の良いものを組み合わせた文様や絵柄を生み出し
現在に伝わっています。
この風呂敷は、いっぱいのおめでたい絵が描かれているのです。
日本人の古くから伝わる心と、現代のポップな生き方が融合したようなユニークな風呂敷は、プレゼントにピッタリです。
縁起の良い柄は、頑張っている人にあげたくなります。
また、外国の方へのお土産にも喜ばれるアイテムです。
デザインが面白いから、形にこだわらず楽しい使い方ができます。
贈って楽しい、もらって面白い! って思うこの風呂敷をお選びください。