風呂敷は、包むものによって表情が変わります。
構図は、使ったとき(包んだとき)に美しく見える配慮がなされている優れものです。
◆四角いもの包むときに選びたい構図
「主柄」「斜め取り」「市松取り」「四隅取り」「のし目取り」
「主柄(おもがら)」は
風呂敷包み方でもっとも格の高い包みかたとされる
平包みに使っていただきたい構図です。図柄の美しさが生えます。
「斜め取り」や「のし目取り」は
色や柄が対角線を境にかわる構図です。包むと、中心を境に左右の印象が異なります。
「隅付け」
儀礼などに用いられる家紋入り風呂敷/名入れ入り風呂敷
名入れの位置は、自分用の物ですと示すものですので、表に出ないところ(「家紋」と反対側)に名を入れます。