伊砂文様(いさもんよう)
型絵染めは、古くから日本に伝わる染織技法。
伊砂文様研究所では、昭和20年代より数々の文様・図案を生み出してきました。
文様の数々は、モチーフを自然物や風景だけに求めるのではなく、
心象や目に見えぬ対象物をも表現しているのが特徴です。
桜は日本人が愛好する文様として季節に問わず使われています。
この風呂敷に描かれている桜は、しだれ桜。漢字では「枝垂桜」となります。
読んで字のごとく、枝に垂れている桜なのです。
しだれ桜は、細い長い枝に花が咲き誇り、風に揺れるとしなやかで優美な桜です。