kata kataは、型染アーティストさんで描くのは生き物。
愉快な動物たちの様子を一枚の画にしています。
この風呂敷の画のお話は、南米アンデス地方に伝わる物語りを描いています。
お話しの内容は、森火事に一滴ずつ水を運ぶハチドリに対して、
森から逃げた動物たちは「そんなことして何になるのだ」と笑います。
ハチドリは「私は、私にできることをしているだけ」と答えました。
これは、小さな力の大切さを語ったお話なのです。
この風呂敷の絵柄はとても縁起が良いのです。その理由は
ハチドリのお話のとおり、一見無意味に思われているような小さな事でも
自分にできることをコツコツ積み重ねることの大事さを描いています。
また、一緒に描かれている蔓(つる)は「からんで伸びる」様子から、
絡み付いて栄えるという意味が込められています。