竹久夢二は、「夢二式美人」という言葉があるくらい、美人画で有名。
大正時代の雰囲気を伝える画は、生活の喜びや悲しみを「夢二」の
独特な世界感で描かれていて、”夢二の絵は悲しく、はかない。
人として人の悲しみを知る画かき・・・それだから・・・夢二の絵はやさしい。”
との評価があります。
また、パッケージやラベル、ポスターに商標など、
多くの広告物やデザインを手掛けており、
日本の近代グラフィックデザインの草分けのひとりでもあります。
夢二の手にかかればそこに無限の夢が広がり、
あらゆるものに美しさとロマンの世界を広げました。
その竹久夢二デザインのつばきは、現代でもとても人気のある柄。
大胆に描かれた椿の花が特徴です。