正倉院とは
奈良・平安時代に官庁や大寺院には、重要物品を納める多数の倉(正倉)が集まっている一廓を「正倉院」と称しました。
歳月の経過とともに、倉は亡んでいき、奈良東大寺正倉院内の一棟だけが残っております。現代ではその一棟がすなわち正倉院宝庫なのです。
正倉院宝物は、そのほとんどが奈良時代の遺品であり、千二百年にわたって伝わって宝庫に納められいたため保存状態がよく
、さらに8世紀の主要文化圏の中国、インド、ギリシャ、ローマ、エジプトなどの影響を受けた品々が当時の世界性を表しています。
国祭際色豊かな宝物の中に、鏡の背面を異なる材質で飾った宝飾鏡「円鏡」があります。この宝物は正倉院宝物の華やかさと世界性を象徴するものであり,大陸の融合による美しさ漂う豪華な鏡を、風呂敷の文様で再現いたしました。
外国の方に、日本の素晴らしいさを知っていただけるお品といえますね。
大切な思いをお届けできるように価値ある逸品をどうぞお選びください。