日本人の「おもてなしの心」を未来へとつなぎたい。
そんな想いでスタートしたのが、
風呂敷専門店「お包み研究所」です。
風呂敷は、日本で生まれたすばらしい包みの文化です。
”包む”とは・・・大切なのものを丁寧に扱うこと。
”包む”とは・・・ひと手間に込めた「心づかい」を伝えること。
贈り物をする時、品物が汚れないように、壊れないように包みます。
それは、お相手に喜んでもらいたいという心からです。
この心は、今も昔も変わりません。
紙そのものが貴重な時代であった昔では、
”包む”ための主役が風呂敷だったのですね。
時代が変わり、現在は、”包む”のに苦労がいらない世の中です。
ビニール袋や紙袋があれば、簡単・便利に包めます。
そんな時代だからこそ、
ひと手間かけた「心づかい」を届けたい。
「お包み研究所」の原点は、この想いです。
ただ、面倒で不便なのは避けたいところ。
その点、風呂敷はとっても優れものです。
物を包むとき、形や大きさにあわせ、
何でも包むことができるのです。
丸いものは丸く、四角い箱はその面に合わせられます。
それに、とっても丈夫で繰り返し使えます。
そんな風呂敷の魅力をもっとみなさんにわかってもらいたいと思います。
包むから始まって、入れる、飾る・・・に
風呂敷を存分に使いこなしていただきたい。
お包み研究所は、一枚の布に秘められた包むことの楽しさ、
結ぶことの面白さをお伝してまいります。
これからも、”人の心”と”ものを大切にする”
という気持ちを受け継いでいきたいと思います。
「包む」とは物を美しく包むとともに、
「心を包む」と言う意味がございます。
日本人の気配りを活かしつつ
風呂敷”包む(ラッピング)”というテーマと、
実生活のなかで”利用する”というテーマの
ふたつの面からいろいろな情報をご紹介いたします。